フィラリア予防(犬編)

フィラリア症とは、犬の体内に犬フィラリア(和名:犬糸状虫)が入りこみ、成長した虫が最後の場所(最終寄生場所:心臓や肺の動脈)に住みついた結果、さまざまな形で犬の体調を悪くする病気です。犬の種類、年齢、体重やそのときの体調にかかわらず感染するリスクのある病気で、昭和の頃は犬の死亡原因ナンバー1と言われた怖い病気です。ただ、現在は予防薬が開発され、ドッグオーナーの知識や予防意識も向上して昔ほど見なくなりましたが、まだまだ予防してない場合には感染が見られる怖い病気です。犬を飼育したらフィラリア予防するなんて最低限の常識です。

動画で正しく犬フィラリア症を理解しましょう!

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犬フィラリア症

室内飼いだから大丈夫ですよね?
いいえ。室内とはいえ、蚊の進入を100%防止できるものではありません。あなたも室内にいても蚊に刺されますよね。。。

蚊取り線香を焚いたり、防虫グッズなどを使っているから大丈夫ですよね?
いいえ蚊取り線香や超音波の出る機械やアロマなど防虫アイテムを使っていても、蚊が薬で死ぬまでに吸血したり、そもそも蚊を避ける効果なかったりする可能性が高いです。蚊取り線香を焚いていたけどフィラリアに感染したワンちゃんはたくさんいます。。。
蚊取り線香などを焚いていてもフィラリアの感染幼虫をもつ蚊が犬を刺せば、フィラリアが寄生する危険性が十分あるということです。

近所や飼い主仲間の間で発症した事を聞いたことがありません。予防しなくてもいいですよね?
いいえ。たまたま、あなたの近くにいないだけかもしれませんし、お友達はみんな、ちゃんと予防しているのかもしれません。壱岐の中でも未だにフィラリアに感染したワンちゃんを見かけます。
また、フィラリア予防をしていないようなドックオーナーは正直意識が低い人が多いものです。ですから、もしかしたら、まだ目に見える症状が出ていないだけかもしれません。ただ、こういう方は症状が重篤になってからしか病院を受診しないことが多く、手遅れになることも多いものです。

フィラリアのお薬は月1回飲ませると、1ヶ月間予防効果が持続するのですよね?
いいえ。勘違いされている方が多いのですが、フィラリアの予防薬は、飲んだ時点でのフィラリア仔虫を一斉に退治します。この効果は短時間で、駆虫効果が1ヶ月間にわたり持続しているわけではありません。フィラリア予防薬と言われてますが、正確にはフィラリア仔虫の駆除薬です。
蚊に刺されて感染仔虫が体内に侵入しても、血管内に入り込むまでの猶予期間は2ヶ月前後あります。フィラリアの予防薬では成長した仔虫は駆除できません。ですから、どんなタイミングであっても1ヶ月に1回確実にフィラリア仔虫を駆除することが必要なのです。