病気を知る(猫編)

私達獣医師や獣医看護師は皆さんの猫ちゃんに健康で快適な一生を過ごしてほしいと願っています。日々診察していると「どうしてこんな病気になるかな?」とか「もう少しオーナーが意識を持って回避してげたり、早く対処してあげられなかったのかな?」と思うことがあります。知っていれば回避できたり、予防できる病気はたくさんあるのです。まず愛猫のために病気などを知ることからはじめませんか? 何も珍しい病気を知る必要はありません。効率を考えるとよく起こるものから知っておけばいいと思いませんか? 以下はペット医療保険会社のアニコムに請求が上がってきた上位20の疾病名と手術請求の多かった10の理由、入院請求の多かった10の理由(出典:家庭どうぶつ白書2019年)です。事前にこれらを知っていれば予防や早期の対処が行え、それは愛猫の健康管理に役立ったり、無駄な医療費の支出を抑えることになります。時間を見つけてそれぞれ解説しますので、参考にして下さい。※診療金額はアニコム家庭どうぶつ白書に記載されているものを掲載しております。これらの病気になり動物病院を受診するとこの程度の費用がかかるという全国的な目安です。今回の資料では中央値と平均値が出されています。最低値、最高値が掲載されていないので、なんとも言えませんが、一般的な病院からものすごい離れた病院や病院を訪れるもが遅く、こじらせてしまったものなどがいくつかあって、それらの病院や請求が平均値を押上げてしまっているので、中央値も掲載されているのでは? と思います。いずれにせよ「転ばぬ先の杖」ペット医療保険には必ず加入しましょう

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壱岐動物病院ではすべての動物医療保険がご利用いただけます。窓口精算が可能なのはアニコム損保、アイペットとなります。ペットも医療保険の時代です。保険未加入の方はどなたでも下記から無料資料請求やオンライン見積もり、加入が可能です。ワンちゃんや猫ちゃんを飼育したら病気になる前にきちんと動物医療保険に加入しましょう。
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■猫の保険請求理由TOP20(2019年)

ワクチンで予防できる猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫白血病ウイルス感染症は基本、保険支払いの対象外ですのでこのランキングには出てきません。壱岐のような田舎はまだまだ予防注射の接種率が低く、以下の病気を知ったり予防する前に最低限のワクチン接種をすることが大事です。

▶以前の家庭どうぶつ白書2012年版のアニコムに請求が上がってきた上位30の疾病名と手術請求の多かった15の理由をご覧になりたい方はこちら

順位 疾病名 年間診療費用(中央値) 年間診療費用(平均値)
01 慢性腎臓病(腎不全含む) 71,517円

272,598円

02 嘔吐/下痢/血便 8,748円

37,601

03 膀胱炎 12,852円 45,741円
04 胃炎/胃腸炎/腸炎 9,616円 71,517円
05 心筋症(肥大型心筋症 50,933円 164,135円
06 結膜炎(結膜浮腫含む) 5,368円 18,647円
07 原因未定の外耳炎 7,560円 28,166円
08 元気消失食欲不振含む、原因未定) 12,420円 48,947円
09 糖尿病 122,319円 321,831円
10 原因未定の皮膚炎 6,480円 24,592円
11 外傷(挫傷/擦過傷/打撲) 5,724円 24,756円
12 尿石症 14,256円 82,175円
13 歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む) 20,196円 71,061円
14 膵炎 54,714円 209,220円
15 鼻炎/副鼻腔炎/上部気道炎 7,639円 39,019円
16 甲状腺機能亢進症 60,588円 191,908円
17 猫伝染性腹膜炎・FIP 40,360円 117,439円
18 膀胱結石 21,596円 122,033円
19 くしゃみ/鼻水(原因未定) 6,372円 22,877円
20 便秘(巨大結腸症含む) 10,021円 59,061円

■猫の手術請求理由TOP10(2019)

順位 傷病名 年間診療費用(中央値) 年間診療費用(平均値)
01 歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む) 50,598円 61,519円
02 消化管内異物/誤飲 106,267円 125,618円
03 その他の皮膚の腫瘍 66,652円 79,938円
04 膀胱結石 138,893円 192,889円
05 全身性の腫瘍 76,625円 97,851円
06 外傷(挫傷/擦過傷/打撲) 55,620円 76,524円
07 嘔吐/下痢/血便(原因未定) 124,200円 143,454円
08 乳腺腫瘍/乳腺腫瘤 126,735円 146,885円
09 骨折(後肢) 196,719円 205,424円
10 子宮蓄膿症 105,984円 114,576円

■猫の入院請求理由TOP10(2019)

順位 傷病名 年間診療費用(中央値) 年間診療費用(平均値)
01 慢性腎臓病(腎不全含む) 45,873円 69,003円
02 消化管内異物/誤飲 96,487円 111,587円
03 嘔吐/下痢/血便(原因未定) 45,559円 67,097円
04 糖尿病 28,944円 51,817円
05 尿道閉塞 62,878円 100,999円
06 膵炎 41,202円 66,533円
07 胃炎/胃腸炎/腸炎 46,244円 57,001円
08 元気消失食欲不振含む、原因未定) 43,200円 56,825円
09 歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む) 59,508円 74,518円
10 心筋症(肥大型心筋症 42,451円 67,197円