病気を知る(猫編)

私達獣医師や獣医看護師は皆さんの猫ちゃんに健康で快適な一生を過ごしてほしいと願っています。日々診察していると「どうしてこんな病気になるかな?」とか「もう少しオーナーが意識を持って回避してげたり、早く対処してあげられなかったのかな?」と思うことがあります。知っていれば回避できたり、予防できる病気はたくさんあるのです。まず愛猫のために病気などを知ることからはじめませんか? 何も珍しい病気を知る必要はありません。効率を考えるとよく起こるものから知っておけばいいと思いませんか? 以下はペット医療保険会社のアニコムに請求が上がってきた上位30の疾病名と手術請求の多かった15の理由(出典:家庭どうぶつ白書2012年)です。事前にこれらを知っていれば予防や早期の対処が行え、それは愛猫の健康管理に役立ったり、無駄な医療費の支出を抑えることになります。時間を見つけてそれぞれ解説しますので、参考にして下さい。

※平均診療金額はアニコムの資料では平均保険受給額(50%プラン)となっているものを2倍にしてあります。ペット医療保険の50%負担プランに入っていれば以下の平均診療費用の半額を、70%プランに入っていれば3割を窓口で負担すればいいということになります。「転ばぬ先の杖」ペット医療保険には必ず加入しましょう

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動物医療保険をお持ちの方は診察前に保険証を提示してください!

壱岐動物病院ではすべての動物医療保険がご利用いただけます。窓口精算が可能なのはアニコム損保、アイペットとなります。ペットも医療保険の時代です。保険未加入の方はどなたでも下記から無料資料請求やオンライン見積もり、加入が可能です。ワンちゃんや猫ちゃんを飼育したら病気になる前にきちんと動物医療保険に加入しましょう。
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■猫の保険請求理由TOP30

ワクチンで予防できる猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫白血病ウイルス感染症は基本、保険支払いの対象外ですのでこのランキングには出てきません。壱岐のような田舎はまだまだ予防注射の接種率が低く、以下の病気を知ったり予防する前に最低限のワクチン接種をすることが大事です。

順位 疾病名 平均診療金額
01 膀胱炎 20,260円
02 結膜炎/結膜浮腫 6,882円
03 外耳炎・外耳道炎 10,224円
04 その他の皮膚炎 9,616円
05 嘔吐 16,434円
06 胃腸炎(胃炎腸炎 15,466円
07 軟便/下痢/血便 10,494円
08 胃炎 13,540円
09 外傷(挫傷/擦過傷含む) 17,310円
10 腸炎 16,206円
11 ネフローゼ症候群(糸球体腎炎/腎アミロイドーシス含む) 85,958円
12 肛門嚢(腺)炎/肛門嚢(腺)破裂 16,706円
13 鼻炎/副鼻腔炎 13,418円
14 尿石症 22,248円
15 排尿障害(尿道閉塞 10,318円
16 アレルギー性皮膚炎 15,700円
17 歯周病(歯肉炎/歯槽膿漏/歯垢/歯石含む) 23,202円
18 食欲不振 16,590円
19 腎不全/(慢性腎臓病) 75,568円
20 消化管内異物 46,930円
21 大腸炎(腸炎 10,212円
22 猫下部尿路疾患・FUS・FLUTD 23,334円
23 膀胱結石 36,046円
24 便秘(巨大結腸症 24,282円
25 心筋症(肥大型心筋症 63,712円
26 膿皮症 7,274円
27 嘔吐/下痢 13,366円
28 感冒・カゼ(※この診断名は不適切ですので、当院では用いません) 11,460円
29 口内炎/舌炎 32,240円
30 猫伝染性鼻気管炎・FVR(猫ウイルス性呼吸器症 11,624円

■猫の手術請求理由TOP15

順位 傷病名
01 歯周病(歯肉炎/歯槽膿漏/歯垢/歯石を含む)
02 消化管内異物
03 膀胱結石
04 腫瘍/腫瘤/MASS/しこり
05 外傷(挫傷/擦過傷含む)
06 皮膚腫瘍/皮膚腫瘤
07 乳腺腫瘍/乳腺腫瘤
08 子宮蓄膿症
09 肥満細胞腫
10 腸閉塞
11 骨折(後肢)
12 皮下腫瘍/皮下腫瘤
13 リンパ腫
14 口内炎/舌炎
15 口唇/口腔/咽頭の腫瘍性疾患