シラミ症

※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペットオーナー以外はご遠慮ください。まずはご自身のかかりつけ獣医師にお問い合わせください。ご理解とご協力をお願いいたします!

シラミ症とは?

シラミ症(しらみしょう)とは、皮膚や毛へのシラミの外部寄生のことを言います。屋外飼育や捨てられたりして、環境が悪い場合など犬猫に見られます。猫ではどちらかとおうとシラミよりみハジラミの寄生が多く見られます。

シラミ症の原因

犬ジラミ
犬ジラミ


 シラミ(犬ジラミ・猫ジラミ)の寄生が原因です。に感染している動物への接触。犬から犬へ、猫から猫への感染は頻繁に起こりますが、動物種を超えての感染は稀だとされていますので、人への感染はまずないと思っていいですが、過度の接触、触れたら手を洗うなど清潔は心がけましょう。

シラミ症の症状

まったく無症状から、ひどい痒みを伴うものまで様々です。黒い毛の動物では肉眼でシラミや卵を確認することができることがります。白系など淡い毛色の場合は見つけにくいことも多いものです。

 多数寄生した場合は貧血になることがります。

皮シラミ症の診断/検査

セロハンテープ法(被毛をセロテープを着けて、シラミや卵を採取して顕微鏡で観察すること)で、容易に診断が可能です。

シラミ症の治療

 動物病院で処方される滴下型の駆除剤などが有効です。シャンプーはその効果や持続期間にあまり期待できませんし、卵には効果がありません。
 また、多数寄生している場合は毛刈りすることもあります。

シラミ症の予防

定期的に動物病院で処方されるような予防・駆除剤を用いることです。「シラミ」がみられた場合には、早めに当院にご相談ください。

皮シラミ症の看護/その他

感染した動物の寝場所は清潔に保つことが必要です。

犬と猫の寄生虫症アトラス(シラミ)も参照してください。

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動物医療保険をお持ちの方は診察前に保険証を提示してください!

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参考文献・資料等
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<1>猫のバルトネラ症および猫ひっかき病
<2>人畜共通感染症の最新情報 猫ひっかき病とその他の人畜共通バルトネラ感染症

2101WR,2101VQ

この記事を書いた人

福山達也