ブラッシング(犬編)

・なめらかな手触り感と美しく輝く毛艶を手に入れる

 早くから正しいブラッシングに慣れさせることは、皮膚や被毛の健康管理にも有効です。ブラッシング方法がわからないときは、ペット美容室や動物病院になどで相談しましょう。一度でも痛い思いや怖い思いをさせると、次からとても嫌がるようになってしまいます。ブラッシングはいきなりやらず、優しく声をかけながら行いましょう。
 ペット美容室には最低でも月に1回はトリミング・シャンプーに出す習慣をつけましょう(これは短毛種でもです)。
 春と秋の抜け毛の季節はこまめに。毛玉があったら、取り除いてからブラッシングを行ってください。その時、皮膚まで一緒に切ら ないように注意してください。
 毛の艶を美しく保つことは健康のバロメーターです。日頃からきちんとしたドッグ・フードを与えることも重要になります。

check
ブラッシングのポイント

○長毛種の場合

  • ピンブラシで、頭から首、胴体、足の順に毛のもつれをそっとほぐしながら抜け毛やゴミなどを取り除く。
  • ピンブラシスリッカーブラシの順で2度ブラッシングする。
  • 毛がスムーズになったら、隙間の広いクシで毛並みを整える。
  • 特に毛のもつれやからまりを、強く引っぱらない。

○短毛種の場合

  • ピンブラシで、頭から首、胴体、足の順に毛のもつれをそっとほぐしながら抜け毛やゴミなどを取り除く。
  • 毛がスムーズになったら、剛毛ブラシで毛並みを整える。