・育ちざかりの仔猫は睡眠時間がたっぷり必要!
つい可愛いからといって、むやみに睡眠を邪魔しないように心がけましょう。
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仔猫の睡眠のポイント
- ベッドは、そばを人が通らなくてもすむような場所に設置しましょう。
- 熟睡しているときには、むやみに触れたり、近づいたりせずにそっとしておきましょう。
- 特に家に来て最初の1週間は睡眠を邪魔しないように注意しましょう。
・猫は睡眠時間の長い動物です
猫が長い時間眠るのは、もともと野生で狩りをしていて、狩りは夜行うために日中に眠って休息するための名残からだと言われています。また、襲撃に備え、敵の気配を感じたらすぐに動き出せるように睡眠時間の多くが、レム睡眠(浅い眠り)だそうです。一回の睡眠サイクルの中でも、深く眠るノンレム状態が6~7分なのに対し、レム状態は30~90分程度と言われています。さらに、狩りはエネルギーを大量に消費するので、体力温存のために睡眠時間は多く確保する必要もあります。そのため、活動の合間を見つけてはこまめにどこでも眠るようになったと言われています。
人では80%はノンレム睡眠(深い眠り)で、20%がレム睡眠(浅い眠り)と言われていますが、猫は逆で、80%はレム睡眠(浅い眠り)で、20%がノンレム睡眠(深い眠り)と言われています。
年齢 | 一般的な睡眠時間 |
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仔猫(生後〜1歳) | 18〜20時間程 |
成犬(1〜7歳) | 12〜16時間程 |
老犬(10歳〜) | 18〜19時間程 |