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コラム・ブログ
新しい高圧蒸気滅菌器は入りました
手術に使う器具などは消毒(厳密には滅菌)が必要になります。その一つの方法に高圧の蒸気で滅菌を行う方 […] -
犬の病気
皮膚組織球腫
皮膚組織球腫(ひふそしききゅうしゅ)は、一般に1〜2歳未満(約50%は2才歳以下)の若齢犬に多く見られる皮膚の腫瘍で、頭や耳にできることが多く、次いで四肢にもよくみられます。通常は1ヶ所だけに発生し、ほとんどの場合、良性の腫瘍です。 稀ですが、皮膚組織球腫が複数できる場合は、ランゲルハンス細胞組織球症と言われ、皮膚組織球腫と異なり、治療に反応せず致死的です。 -
犬の病気
体重減少
体重減少(たいじゅうげんしょう)とは読んで字のごとく「体重が減る」ことです。体重の増減はペットオーナーの皆さんが気づきやすい症状のうちの一つではないかと思います。ただ、きちんと定期的に体重を測定しているペットオーナーは少ないと感じます。動物病院あるいは親切なペット美容室やペットホテルでは必ず体重を測定して記録してくれると思います。体重の変化は健康管理にとても重要ですので、定期的に測定する癖をつけましょう。 -
血液化学検査
BUN:血中尿素窒素
血中尿素窒素(BUN)は血液中の尿素窒素量を測定し、主に腎腎臓機能や肝臓機能の状態を調べる検査項目です。尿素窒素とは体内でできたタンパク質の老廃物で、肝臓でアンモニアと二酸化炭素をもとに作られ、尿として排出されます。 クレアチニンとあわせて検査をおこない、総合的に腎臓機能を評価します。 -
トピック
Glu:グルコース(血糖値)
グルコース(Glu)は一般には血糖値(けっとうち)と言われます。厳密にはグルコース(ブドウ糖)と血糖値は違うのですが、通常は同じものとして扱われます。 動物は生きていくために食事をします。その食事の中の炭水化物からグルコース(ブドウ糖)を取り出し、エネルギーにします。このグルコース(ブドウ糖)は血液を使って体の隅々に運搬されます。その血液中のグルコースの濃度が血糖値というわけです。 血糖値が基準値より高い状態を、高血糖(こうけっとう)といい、低いと状態を低血糖(ていけっとう)といいます。血糖値が高いときの病気としては、皆さんご存知の「糖尿病」がありますが、単純に血糖値が高い=糖尿病ではないので注意が必要です。 -
中毒科(犬)
ボツリヌス中毒
ボツリヌス中毒は、ボツリヌス菌が産生する神経毒が原因となって発症する中毒です。 なぜか猫でのボツリヌス中毒の報告はありません。猫は用心深いから? -
犬の病気
攻撃行動
攻撃行動(こうげきこうどう)とは、犬や猫が人(家族や家族以外)や他の生物(他の犬や猫など)あるいは非生物(家具などの物品)に対して、威嚇するもしくは危害を加えることです。 家族への攻撃性が高い犬種として、ウエルシュ・コーギー・ペンブローク、柴犬、チワワ、パピヨン、ミニチュア・ピンシャー、ヨークシャー・テリアなどがあります。 また、性格にもよりますが、去勢していない雄は攻撃的なことが多く、雌は妊娠や偽妊娠時に攻撃的になることがあります。 海外の報告ですが、ペットショップで入手した犬は、ブリーダーから入手した犬より家族に対する攻撃が約3倍多く、見知らぬ犬に対する攻撃性も約2倍多いというものがあります。但し、日本では必ずしもこのような傾向にないという意見もあります。 -
コラム・ブログ
新しい動物用輸液ポンプが入りました
新しい輸液ポンプが入りました。というか、8月にすでに2台新しいのが入っていたのにお知らせできないでい […] -
人獣共通感染症
猫回虫症
回虫(かいちゅう)は線虫類に属する寄生虫です。人や犬、猫をはじめ、多くの哺乳類の主にに小腸に寄生します。犬科の動物には犬回虫、猫科の動物には猫回虫、人には人回虫というように、それぞれのどうぶつに固有の回虫が存在ます。 -
中毒科(犬)
アボカド中毒:Avocado Toxicity
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
脱毛
脱毛とは体のあるエリアにおいて被毛(ひもう)が通常より減少した状態です。また、被毛の数は正常でも長さが短くなった場合もいいます。脱毛は掻痒(そいよう:かゆみのこと)とならび皮膚病に見られる最も多い症状のうちの一つです。 通常被毛は活発に毛が伸びる成長期を経て、退行期に入り、休止期になり抜け落ちるというサイクルを繰り返します。このサイクルが何らかの理由でうまく回らなくなり、抜け落ちたままになると脱毛になります。 脱毛は先天的(生まれつき)起こるっているものと、後天的(後から起こるもの)に分けられます。また、同時に痒みがあるのかないのか、どのエリアが脱毛しているのかなども重要になります。 -
犬の病気
前庭疾患
前庭疾患(ぜんていしっかん)とは、様々な原因で平衡感覚を失ってしまう病気全般を指します。 動物には、両側の耳の鼓膜の奥に、蝸牛、前庭、三半規管の3つがあり、このうち前庭と三半規管は平衡感覚に関わる器官です。この三半規管が感知した頭の動きや位置が神経を通じて脳幹へ伝えられ、「平衡感覚」が生まれます。片側の三半規管やその信号を受け取る脳幹が機能しないと、世界がグルグルと回ってしまうような感覚に陥り、めまいやひどいふらつきが起こります。 ドーベルマン・ピンシャーやジャーマン・シェパード、柴犬などのいくつかの犬種は遺伝的に前庭疾患を起こしやすく、子犬のときから症状が現れることもあると報告されています。