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コラム・ブログ
角膜ジストロフィー:Corneal Dystrophy
ジストロフィーとは、栄養障害や発育障害、代謝障害などにより、組織の変性や萎縮が起こっている場合に使われ得る用語です。角膜ジストロフィーとは目の角膜になんらかの異常によって、変性や萎縮が起こっている状態を言います。角膜ジストロフィーは、その起こっている場所によって大きく、上皮性角膜ジストロフィー、間質性角膜ジストロフィー、内皮性角膜ジストロフィーの3つのコテゴリーに分けられます。 -
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ホルモン反応性尿失禁:Hormone-Responsive Urinary In…
ホルモン反応性尿失禁とは、特に避妊手術(不妊手術)をした大型犬の雌犬に多く見られる病気です。失禁(オシッコを漏らす)してしまいます。小型犬や雄犬、避妊手術をしていな雌犬で見られることは非常に稀(0~1%)だと言われています。 大型犬での発症率は5~20%と報告されています。 -
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上皮小体機能亢進症:Hyperparathyroidism
上皮小体(じょうひしょうたい)とは、副甲状腺(ふくこうじょうせん)とも言われ、頸部の甲状腺の左右に2つづつ付着している組織です。 上皮小体の働きは、パラソルモン(PTH)というホルモンを分泌して体内のカルシウム(Ca)の濃度を調節することです。 このパラソルモンの分泌が過剰になった状態を上皮小体機能亢進症といいます。 猫でも起こることはありますが非常に発生は稀で、犬で主に見られる病気です。 -
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尿崩症:Diabetes Insipius
尿崩症(にょうほうしょう)とは尿の濃縮障害が生じる病気です。原因となる場所により大きく、脳の中枢に原因がある中枢性尿崩症(CDI)と腎臓に原因のある腎性尿崩症(NDI)に分けられます。 犬猫におけるこの病気の発生は稀で、犬種、猫種、性別、年齢などに偏りはないとされています。 -
犬の病気
敗血症
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
免疫介在性溶血性貧血
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
ジスキネジア
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
感染症科(犬)
メチシリン耐性ブドウ球菌:Methicillin-resistant Staph…
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
骨肉腫
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
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耳血腫:Aural Haematoma
耳血腫(じけっしゅ)とは、耳介(じかい)内の血管が何らかの原因で破れることにより、皮膚と耳介軟骨の間に血液などが溜まって耳介が膨れてしまった状態をいいます。 主に犬でよく発生しますが猫でも見られます。 -
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低血糖症:Hypoglycemia
低血糖症(ていけっとうしょう)とは、血液中の血糖値(糖分濃度)が低下してしまうことにより起こる病気というか状態です。 特に動物の脳は血液中の糖分をエネルギー源としているため、血糖値が著しく低下してしまうとその影響を受け、様々な症状を引き起こします。 この低血糖は、生後3ヶ月頃までの子犬、子猫の時期に多く発生しますが、成犬になってからも他の病気の二次的な症状として発症することがあります。 低体温(Hypothemia)、低血糖症(Hypoglycaemia)、脱水(deHydration)は、「3Hシンドローム」と呼ばれ、子犬、子猫における3大斃死要因であると言われていますので注意が必要です。 -
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高血圧症:Hypertension
犬猫での高血圧症(こうけつあつしょう)の発生率は様々な報告がありますが、犬では稀で、猫では比較的一般的に見られる病気であるとされています。全身性高血圧症(ぜんしんせいこうけつあつしょう)とも言われ、収縮期(俗に言う上)および(または)拡張期(俗に言う下)の血圧が基準値より高い場合に高血圧症とされます。