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犬の病気
食道炎
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
骨折
骨折とは? 骨折とは骨の外傷のことです。身体の外部からの力により骨の連絡が一部または全部絶たれてい […] -
犬の病気
瓜実条虫症
瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)症は、ウリの種が連なっている形をした瓜実(うりざね)条虫(サナダ虫)が小腸に寄生することによって起こる病気です。瓜実条虫はその虫卵を食べたノミやシラミの体内で発育し、グルーミングなどで犬や猫がノミを誤って飲み込むと同時に感染します。犬、猫、フェレットだけでなく、人にも感染するズーノーシス(人獣共通感染症)です。 -
犬の病気
エチレングリコール中毒
エチレングリコールは、車の不凍液、保冷剤、固くならないアイスノン、写真の現像液や錆取り、モーターオイル、工業用溶剤などに含まれています。どうも犬や猫はこの匂いや味が好きなようで、摂取して中毒を起こすことがあります。特に欧米では自分で車のオイルを交換する人が多く、結構見られる中毒だと言われていました。最近日本でも保冷剤で凍らせても固くならないものはエチレングリコールが入っている可能性があるので、注意が必要です。 犬よりも猫のほうが少量で重篤な症状をおこしますので、注意が必要です。 -
犬の病気
タマネギ(ネギ)中毒
※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペッ […] -
犬の病気
歯周病
歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉炎(しにくえん)により歯肉が腫れたり、歯を支えている歯周組織が破壊されてしまう歯周炎(ししゅうえん)などが起こる歯科の病気です。 歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨である歯槽骨(しそうこつ)がどんどん溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちたり、ひどい時には下顎が骨折してしまうことさえあります。 3歳以上の犬猫の約8割は歯周病だと言われ、発症率は年齢とともに増加し、歯周病とともに引き起こされる感染症は腎臓、心臓、および代謝系に影響を及ぼすことが研究でわかっています。 -
犬の病気
マンソン裂頭条虫症
マンソン裂頭条虫(まんそんれっとうじょうちゅう)症とは、犬や猫の小腸にマンソン裂頭条虫が寄生する病気です。1882年にパトリック・マンソンにより発見されたためこの名前で呼ばれているようです。ほとんどの場合は寄生しても無症状ですが、多数寄生した場合は下痢などの消化器症状が現れることもあります。 人間も感染する寄生虫ですが、犬や猫から移ることはありません。日本国内では猫での発生が多く、地域によっては30〜45%と高い感染率を示します。犬ではほとんどの地域で数%程度です。また、中間宿主の減少により都市部では近年ほとんど感染例がなく、地方都市や郊外での発生が多い寄生虫です。壱岐でも多く見かけます。 -
犬の病気
悪液質
悪液質(あくえきしつ)とは、何らかの病気により栄養失調が起こり、衰弱した状態です。一般的な飢餓(きが)とは区別されるます。なぜなら飢餓は脂肪が消費されますが、悪液質は脂肪と共に筋肉も萎縮するためです。 -
犬の病気
緑内障
眼球の中は眼房水(がんぼうすい)と呼ばれる透明な液体で満たされています。眼房水は、角膜・水晶体・硝子体など眼球内で血管のない組織に栄養分を与えたり、老廃物を除去する役割を担っており、眼球内の毛様体という部分で産生され、これにより眼圧(眼球内の圧力)を一定に保つことで目の丸い形状を保っています。 緑内障(りょくないしょう)は何らかの原因によってこの房水の流れが悪くなり、眼圧が高くなってしまうために、眼が、牛眼(ぎゅうがん)といって牛の眼のように大きく突出してきて、様々な症状を引き起こす病気です。高い眼圧が持続すると網膜に障害が起こり、最悪の場合には視力が失われ、失明します。緑内障は犬の失明の原因となる代表的な眼科疾患のうちの一つです。 緑内障は大きく分けて、原発性緑内障と続発性(二次性)緑内障の2つにわけることができます。 また、その経過時間から急性緑内障と慢性緑内障に分けられます。 -
犬の病気
角膜潰瘍/糜爛
角膜は透明で、表面から上皮、実質、デスメ膜、内皮という層から成る薄い組織で、傷や感染などが原因で眼球表面の角膜組織が欠損してしまう病変が角膜潰瘍(かくまくかいよう)といい、潰瘍性角膜炎(かいようせいかくまくえん)とも言われます。角膜の損傷が上皮のみの浅いものを表在性角膜潰瘍/糜爛(びらん)、角膜実質に及ぶ深いものを深部性角膜潰瘍といいます。 -
犬の病気
潜在精巣(陰睾)
精巣は、オス(雄)の陰嚢内にある精子を作る機能を持つ生殖器官で、個体差はありますが、生後数ヶ月でお腹から陰嚢内に下降します。潜在精巣(せんざいせいそう)とは停留精巣(ていりゅうせいそう)とか陰嚢(いんのう)とも呼ばれ、精巣の片側あるいは両方が適切な時期に陰嚢へ降下せず、お腹に留まってしまう病気です。潜在精巣の発生率は統計によりばらつきがありますが、0.8%〜11%未満程度、潜在精巣の腫瘍発生率は10〜15%とされています。 片側の潜在精巣(特に右側での発生が多い)は両側の潜在精巣よりも多くみられ、きちんと陰嚢に降下しない精巣は中年期以降に精巣腫瘍(セルトリ細胞腫、セミノーマ)になる可能性が高いことが知られていて、正常な精巣と比較すると腫瘍になる確率は13〜23倍程度というデータもあります。 -
犬の病気
巨大食道症
食道とは、口から胃まで食物を運ぶ器官です。この食道が何らかの原因で拡張することを、食道拡張(しょくどうかくちょう)とか巨大食道症(きょだいしょくどうしょう)と言います。主に犬に多く、猫で見られることは比較的少ないとされています。