「はい息を吸って、止めてください」は羨ましい

人間の病院に行くと、よくレントゲンや超音波検査をしている時に、「はい息を吸って、止めて下さい」とか「息を吸ってお腹を膨らませてそのまま」とかと言われることがありますネ。私たち動物病院からするとこれは非常にうらやまし状態なのです…。動物の場合、レントゲンや超音波、CT(そもそも動物のCT撮影には基本的に全身麻酔が必要です)などの撮影をする時に都合よく息を止めてくれることはありません。息を止めてくれるとどんなに楽だろうと思うことがあります。。。w 息を止めてくれたり、お腹を膨らませたりすることにより、より鮮明な画像が得られたり、見やすかったりするからなのです。
なかには、レントゲンや超音波検査など仰向けにすることを嫌がり、難しい動物もいます。できれば日頃から仰向けに慣らしておいて頂くといいと思います。

もう一つ人間が羨ましいのは体毛がほとんど無いこととです。ほぼ全身被毛に覆われている動物の超音波検査では正直毛を刈りたいと思うことが多々あります。しかし、美容的な問題からおいそれとなかなか被毛を刈れません・・・毛があるときれいな画像が得にくいところもあるんです。