仔犬のしつけ

・しつけで楽しく暮らせる生活づくり

子犬を飼い始めたら最後まで責任をもって、育てなければなりません。他人に吠えたり跳びついたりするワンちゃんでは、あなたがペットを飼うことに疲れてしまう事にもなりかねません。しかし、ワンちゃんは命ある動物です。末永く、楽しいベットとの暮らしを実現するためには、しつけはとても大切なのです。

ワンちゃんの名前を呼ぶ時は、あなたの目を見るようにさせましょう。 名前を呼ぶと同時に、人さし指を自分のロ元あたりに運ぶと、ワンちゃんはそれにつられてあなたの目を見るようになります。

命令する時や叱る時の言葉・態度は 1つに決め、家族全員で必ず統一します。それらがばらばら(例えば、お父さんは「マテ」お母さんは「マチナサイ」など)だと、ワンちゃんは何を言われているのかわからず、戸惑ってしまいます。

言うことを聞かない場合、あなたがあきらめてしまうとそれが癖になってしまます。叱られる前に罰の悪そうな顔をしていたり、叱っているのにじゃれて飛びついてきても、甘やかさずきちんと叱りましょう。

叱る時はまじめな顔で真剣に。優しく「めっ」などと言っても、実は効果はあまりありません。そして、何をとがめているのかをきちんと伝えるには、ワンちゃんが悪いことをした直後に叱ることです。時間がたってからでは、ワンちゃんはなぜ叱られているのかわかりません。

かといって厳し過ぎてもワンちゃんは萎縮してしまいます。体罰や「たたくぞ」といったおどかしは極力避けましょう。どうしてもの時は、丸めた新聞や雑誌などで床をたたいて大きな音を出したり、噛まないなら首筋をつかんで動かすか、ウィークポイントである鼻口部をつかみます。こちらに都合の悪い行動をする時には「無視をする」、というのも効果のある罰の1つです。

日頃からいっしょに遊んでいる時に、 ワンちゃんのからだをひっくり返してお腹をさすったり、鼻口部を軽くつかんだり、首筋をつかんだりして威厳を示し、あなたがリーダーなのだということを教えていきましょう。(但し、この飼主リーダー論には賛否両論あります)

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仔犬のしつけのポイント

  • 最低限、ヨシ、マテ(オアズケ)、イケナイ、シズカ二を教える。

・ヨシとマテ(オアズケ)

ワンちゃんと遊びながら面白く学習させる
Step1:

ワンちゃんにリードをつけて、手のひらにフードを取ります。
Step2:
「ヨシ」と命令しフードをあげます。これを2〜3回繰り返します。
Step3:
「マテ」と命令します。この時にワンちゃんは食べようとしますが、フードを持った手で鼻のあたりを軽くポンと叩きます。
Step4:
「マテ」を繰り返し、ワンちゃんが食べるのを止めたとき、「ヨシ、オアズケ」と言って褒めます。
Step5:
「ヨシ」と命令し、手からフードを食べさせます。

・イケナイ

ワンちゃんがヒトに向かって飛び跳ねると、思わぬ怪我をすることがあります。
Step1:

飛び跳ねる時に、「イケナイ」と声をかけてやめさせます。
Step2:
足が地面にきっちりついていたら、褒めてご褒美をあげます。
補足)「スワレ」という行動を覚えさせることでも良いでしょう。

・シズカ二

本来はまず吠えることを覚えさせることで、学習させるのが良い方法だとされていますが、飼育初心者の方は難しいかもしれません。もともとあまり吠えない子の場合は、吠えた時にStep3から行うようにしましょう。
Step1:

ご褒美を見せ、手振りと一緒に「吠えろ」と命令します。少々大声で命令するのが良いでしょう。
Step2:
1〜2回吠えた時(長く吠えさせてはいけません)に、思いっきり褒めてあげましょう。
Step3:
このゲームが理解できたら、吠えてから急に、「シズカ二」と命令して指を唇に持っていきます。
Step4:
この動作にびっくりして静かになった時、褒めてご褒美を上げましょう。
注)1日数回、何週間か繰り返して覚えさせます。

吠え癖をつけない

吠え癖は癖になってからでは、直すのはなかなか困難です。無駄ぼえさせないためには、 日頃から屋外のいろいろな物音に慣れさせ、そして甘やかさないことが大切です。 多少の粗相はしかたありませんが、わがままは抑えるようにしていきます。でもその時、あなたにとって都合の悪いことがすべてわがままとは限らないことを忘れないでください。何に対して吠えているのかよく観察しましょう。

噛み癖をつけない

歯がうずく頃は何でも咳みますが、叱ったりせず、おもちゃを与えるなどして、わんちゃんの気を他に向けるようにしましょう 。でも、じゃれていて興奮してくると、つい強く咳んでしまうこともあります。そんな時は「痛い!」 と少し強く言って、どの程度の強さで噛んではいけないのかをわからせましょう。 また、いくら普段しっかりしつけられていても、犬どうしが喧嘩をしている時に仲裁に入るのは危険です。喧嘩をしていたら、大きな音を立てたりして驚かせ、やめさせるのもひとつの方法です。

しつけ用スプレー

どうしても咳まれたくないものやマーキングされたくない場所には、ビターアップルなどの無毒の苦いスプレーや、レモン汁(金属などは腐食するので注意)をかけておくとよいでしょう。