尿崩症の治療
薬剤(尿崩症の種類によりますが、デスモプレシンやザイアサイド系利尿薬など)の投与により改善、緩和が見られますが薬剤によっては高価であることが問題です。また、原因にもよりますが、基本的に水を十分に補給していれば健康上の問題はあまり起こらないとされています。ただし、尿量が多いので、ペットオーナーとしてはその処理に悩む可能性が高く、やはり治療は必要になるかもしれません。
原因が脳腫瘍の場合は予後不良とされています。
尿崩症の予防
基本的にありません。
尿崩症の看護/その他
中高齢の犬の中枢性尿崩症(CDI)で神経症状を呈するものは予後があまり良くないとされています。多飲多尿に加え神経症状が見られる場合は、可能であればMRI検査をお勧めします。
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参考文献・資料等
- 犬の内科診療 Part1;286-289:尿崩症
- 伴侶動物治療指針 Vol.10;162-171:犬の尿崩症及び特発性多飲症
- 猫の診療指針 Part2;;185-190:尿崩症
- Central diabetes insipidus in dogs: 20 cases (1986-1995).
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