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股関節形成不全とは?
股関節形成不全の原因
股関節形成不全の症状
股関節形成不全の診断/検査
股関節形成不全の治療
若齢で症状が軽い場合では、運動や食餌の管理を行い、鎮痛剤や抗炎症剤などの投与、レーザー療法で、痛み(疼痛)を緩和し、関節炎の進行を抑えます。 内科的治療で症状が緩和され、良好な生活を送れるケースもありますが、症状が重度な場合や内科的治療を行って改善がみられない場合は、外科治療を行います。
症状が重く、内科的治療による効果が期待できない場合には、股関節形成不全の手術には外科手術を行います。外科手術には「骨盤3点骨切り術」「股関節全置換術」「大腿骨頭切除術」などがあります。これらは症状や関節の状態などによって、適応時期や手術方法が異なります。
外科的治療を行う場合は、麻酔のリスク、手術後の安静期間やケア方法、費用、リハビリなどについて十分に検討して行う必要があります。
股関節形成不全の予防
股関節形成不全の看護/その他
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参考文献・資料等
- 犬の跛行診断; 114-132:股関節およびその周囲の異常に対する跛行診断
- 獣医整形内科;74-85:股関節と膝関節のSnap Diagnosisと診断の流れ
- Canine hip extension range during gait
- 本阿彌 宗紀先生の「整形外科学シリーズ」 第1回歩様検査と視診と絶対外せない触診
- 本阿彌 宗紀先生の「整形外科学シリーズ」 第2回攻める触診!おさわりの達人になるために〜後肢編〜
- 本阿彌 宗紀先生の「整形外科学シリーズ」 第5回 「四肢のX線検査の撮影法と読影法〜後肢編〜」
- 本阿彌 宗紀先生の「整形外科学シリーズ」 第16回「股関節疾患の治療〜その症例、骨頭切除術で本当にいいの?〜」
<1>股関節および仙腸関節疾患: 特定の障害および理学療法によるそれらの管理
<2>鎮静およびロピバカイン-モルヒネ硬膜外麻酔を使用して大腿骨頭頸部骨切り術を実施した犬の1例
<3>4種類の大型犬種を10年にわたって追跡した前向きコホート研究におけるX線学的な股異形成および犬種が生存期間におよぼす影響
<4>犬の股関節および肘関節形成不全の同時性表現型発現のリスク: 公認スコアリング用に送られた1,411頭のX線検査に関する研究
<5>犬の股関節形成不全の早期診断に関する静止時と活動時の超音波検査
<6>股関節および仙腸関節の疾患: 特定の疾患および理学療法を用いたその管理
<7>股関節形成不全によって発生した骨関節症を持つ犬に対する治療として、鍼灸治療の「ツボ」に金線の埋没を行なった二重盲検試験
<8>標準的な腹背股関節伸展X線像法を用いた犬の股異形成診断の読影者間での一致
<9>ラブラドールレトリバーにおける尿酸化窒素濃度と股関節形成不全の進行との相関
<10>デンマークにおける純血犬と雑種犬の死亡率
<11>股関節形成不全と骨関節炎の関連解析に対するラブラドールレトリバー種・グレイハウンド種の影響力
<12>ラブラドールレトリバーの股関節形成不全症: スコアリング時の年齢による影響
<13>英国のラブラドール・レトリバーにおける犬股関節形成不全の遺伝率および疫学とスコアの構成要素
<14>40頭の犬の三点骨盤骨切術における腹側プレート追加の有無による安定化に対するレントゲン学的評価と比較-Part1
<15>三点骨盤骨切術における腹側プレートの追加の有無による安定化の生体力学的評価
<16>発育に伴う整形外科疾患の犬種特異性
<17>犬の股関節全置換術と術中培養検査の陽性結果 : 危険因子、人工関節周囲の感染、手術の成功
<18>股関節形成不全の子犬における、連続した年令に対する恥骨結合閉鎖術の影響
<19>15および20週令の股関節形成不全の子犬における若年性恥骨結合閉鎖術
[WR2104,VR:股関節形成不全]