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トピック
保護中: A/G比
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血液化学検査
GLB:グロブリン
GLB(グロブリン)は、Globとも記載され、血液中に多く含まれるタンパク質の一種です。この検査項目 […] -
血液化学検査
ALB:アルブミン
ALB(アルブミン)は、Albとも記載され、血液中に多く含まれるタンパク質の一種です。この検査項目が […] -
血液化学検査
TP:総蛋白
TP(ティーピー)は血液総蛋白のことで、血液中のタンパク質の総量を示しています。これは栄養状態や肝機 […] -
犬の病気
趾間皮膚炎/指間炎
趾間皮膚炎(しかんひふえん)とは、趾間、つまり肢先(あしさき)の指の間、人でいう手や足の指の間、肉球に炎症が起こり、犬や猫が舐めてしまって発赤、腫脹、脱毛、疼痛を伴う皮膚炎です。趾間炎とか指間炎、肢端皮膚炎とも言われます。 -
犬の病気
肛門嚢炎/肛門嚢破裂
肛門嚢(こうもんのう)とは犬や猫の肛門の左右にある一対の袋状の器官です。その中にはイタチやスカンクのように独特の悪臭を放つ液体もしくはペースト状の貯留物が入っています。この貯留物は、排便時に肛門が圧迫された時や恐怖を感じた時、また、犬が肛門部を舐めることによっても排泄されます。この肛門嚢(腺)が何らかの原因で炎症を起こしてしまうことを肛門嚢(腺)炎といい、破裂して破れてしまうことを肛門嚢破裂といいます。 犬で多く発症する病気で、ミニチュア・プードル、トイ・プードル、チワワなど小型の室内犬に多い疾患です。猫でも稀にみられます。 -
トピック
てんかん(癲癇)
癲癇(てんかん)とは、発作的に繰り返される全身性の痙攣(けいれん)や意識障害を主な症状とする脳疾患で、繰り返し起こります。犬において最も一般的な発作の原因といわれています。てんかん発作の発症は5歳になるまでみられないこともありますが、一般に6ヶ月〜3歳齢の間に初めて起こることが多いようです(一次性てんかん)。 犬ではの発症率は0.55〜2.3%ですから100頭に1頭程度、猫では0.3〜1.0%ですので、100頭に1頭以下くらいです。 -
犬の病気
マッサージ療法
マッサージ療法とは筋肉などの軟部組織を優しく手で触って行う治療的操作で、リハビリテーションの一つです。自宅でも適切な時期に正しい方法で行えば、治療の助けになります。注意して頂くのは人間のマッサージ法とは同じ部分もあるし、異なる部分もあることです。 動物のリハビリは獣医師だけでなく、獣医医療スタッフやペットオーナーが一体になりチーム意識を持って治療に臨むことが重要です。 以下、マッサージ療法を解説しておきますので、ご自宅での参考にしてください。なお、これ以降のコンテンツは壱岐動物病院をご利用のペットオーナー様への公開となります。マッサージ療法に関しましては、必ず数回は動物病院できちんとした資格(CCRP)を取得している獣医師、獣医看護師、PTなどの施術や指導を受けた後に行うようにしてください。 -
整形外科(犬)
関節炎(犬編)
関節炎(かんせつえん)とは変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)とも言われ、関節軟骨の変化により、痛みなどの症状があらわれる進行性の関節疾患で、肘、肩、膝、股関節など様々な関節に起こります。犬の罹患率は約25%で、4頭に1頭は関節炎を患っています。 統計では10歳以上の約半数の犬に関節の問題があったたとされていますし、一般に関節炎は高齢の動物に発症するイメージがありますが、関節炎の2割ほどは1歳もしくは1歳未満でもおこっているとの報告もあります。 また成犬の20%(成猫では60%)にはレントゲン上で関節炎の兆候は認められるとの報告もあるので、侮れません。そして、この病気の問題はドッグオーナーの約30%は関節炎は愛犬の問題であると言っているのに、関節炎の犬を飼育しているドッグオーナーの約半数は関節炎で痛がっている愛犬の症状に気づいていないということです。これは関節炎の進行速度が比較的緩やかで、明確な痛みのサインなどがわずかなために、高齢になるまで気づかれないことが原因のようです。 関節炎を起こしやすい犬種は、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、ジャーマン・シェパード、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、ニューファンドランド、セントバーナード、ロットワイラーなどで、主に中高齢以上の中〜大型犬に発生が多くとされていますが、トイプードル、ポメラニアン、シェットランド・シープドッグなどにも多く見られるという報告もあります。 -
整形外科(犬)
椎間板ヘルニア
椎間板とは、脊椎と脊椎の間(椎体間)に存在し、それぞれの椎体を連結し背骨の動きを滑らかにしています。椎間板の中心にはゼリー状の髄核があり、その周囲を繊維組織でできた繊維輪が取り巻いています。背骨に外力が加えられたときには、この髄核と繊維輪がその圧力を吸収しています。丁度、ショックアブソーバーのような役割をします。この椎間板に変性が生じ、その内容物が突出することにより脊髄を圧迫・障害し、さまざまな神経症状をひきおこす病気が椎間板ヘルニアです。激しい運動や肥満など椎間板への負担が大きくなると、それを引き金に起こります。 ダックスフンド、ペキニーズ、プードル、シーズー、パグ、ビーグルなどの軟骨異栄養症性犬種と呼ばれる犬種は、若い頃から発症しやすい傾向にありますので注意が必要です。重症になると神経麻痺(マヒ)が起こり、下半身不随になる恐れがあります。もちろん、他の犬種でも発生しますので、どんな犬種でも注意が必要です。 -
犬の病気
アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は、アレルギー反応によって引き起こされる皮膚の炎症で、アレルギー症状を引き起こすアレルゲンに対する過剰な免疫応答によって生じます。アレルゲンはハウスダスト、花粉、カビ、ダニ、ノミ、食物などさまざまなもので、痒みが主な症状で、皮膚の赤み、脱毛、発疹なども見られます。診断にはアレルギー検査が使用され、治療にはアレルゲンの特定と除去、抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤、免疫抑制剤の使用が含まれます。また、予防にはノミ駆虫剤の定期的な使用が重要であり、食事によるアレルギーの場合は特定の食事療法が考えられます。診断や治療には獣医師の指導が必要です。 -
犬の病気
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、犬や猫においてアレルギー物質に対する過剰な免疫反応により、かゆみや皮膚炎が発生する疾患。原因は主に環境中のアレルギー源(花粉、ダニ、カビなど)と遺伝的要因が結びついて発症。症状にはかゆみ、発疹、脱毛が含まれ、治療は抗ヒスタミン薬、ステロイド剤、抗生物質、シャンプー、免疫療法などが用いられる。完治は難しく、症状のコントロールが主要。アレルゲンの除去や皮膚ケアも重要。環境中のダニなどを掃除し、食事にも注意が必要。