亜鉛中毒

亜鉛中毒とは?

亜鉛を含む硬貨や亜鉛製品、亜鉛メッキされたナットやボルト、ワイヤーなどを飲み込んだり、酸化亜鉛を含む局所用薬剤の慢性的摂取などにより起こる中毒です。

特に若齢の小型犬に多い傾向が報告されていますので注意が必要です。<1>

亜鉛中毒の原因

亜鉛を含む硬貨や亜鉛製品、亜鉛メッキされたナットやボルト、ワイヤーなどを誤って飲み込んだり、酸化亜鉛を含む局所用薬剤の慢性的摂取することなどにより起こります。

亜鉛中毒の症状

嘔吐、貧血、血尿(ヘモグロビン尿)、食欲不振、元気がない、下痢などが見られ、その他に、発作、膵炎、腎不全、肝機能不全がもられることがあります。

亜鉛中毒の診断/検査

いちばん重要なのはやはり問診です。鉛製品が周囲になかったか? 長期に使用していないかなどが重要になります。

その他、全身状態の把握のために、血液検査血液化学検査尿検査を行います。また、レントゲン検査により亜鉛を含む異物を発見したりすることもあります。

亜鉛中毒の治療

通常は対症療法(嘔吐があるなら制吐剤など)や補助療法(輸液など)が行われます。もちろん亜鉛を含む異物が見つかったら、外科手術や内視鏡で取り除きます。貧血症状が重篤な場合には輸血も必要になります。

中毒の時に一般的に用いられる活性炭は効果がありません。

亜鉛中毒の予防

亜鉛や亜鉛を含む硬貨、亜鉛製品、亜鉛メッキされたナットやボルト、ワイヤーなどを犬に近づけないことが重要です。

亜鉛中毒の看護/その他

予後は軽度から中等度の症状の場合は良好ですが、重篤な症状が見られる場合は注意が必要です。

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参考文献・資料等
  1. 犬と猫の毒物ガイド; 1-2


<1>犬の亜鉛中毒:19例(1991-2003)