変形性脊椎症の治療
無症状であれば一般に治療は行いません。
痛みがある場合は痛み止めや、運動制限を行ったります。もちろん肥満の場合は減量も必要でしょう。
時に、外科手術を行うことが必要になることもありますので、そうならないようにできるだけ進行を抑えるように心がけるように注意しましう。
変形性脊椎症の予防
基本的に予防法はありませんが、肥満は脊椎に負担をかけますので、適切な体重管理は予防になると考えられます。また、室内飼育の場合、フローリングをじゅうたんやマットに替えてあげることも症状の緩和や、病気の進行抑制に役立つかもしれません。
変形性脊椎症の看護/その他
変形性脊椎症は、無症状のことが多いものです。そのため、定期的なレントゲン検査などの健康診断で検出することもできます。また、以前に比べて、動きたがらない、散歩の時に歩きにくそうにするなどの症状が見られたときは、早めに当院にご相談ください。
ある種のサプリメントが症状の緩和に効果があることがあります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
pets
動物医療保険をお持ちの方は診察前に保険証を提示してください!
library_books
参考文献・資料等
<1> 犬の骨盤の腹背X線像における仙腸関節疾患の外観と発生率
<2> 変形性脊椎症と椎間板疾患の臨床徴候との関連性に関する評価:172症例(1999~2000年)
<3> 椎間板関連性ウォーブラー症候群に罹患した犬における脊髄造影検査、コンピューター断層画像 – 脊髄造影検査、および低磁場磁気共鳴断層画像検査の結果に対する観察者内、観察者間、および方法間の一致
<4> 隣接分節の疾患を引き起こした変形性脊椎症およびびまん性特発性骨増殖症(DISH)
<5> あなたの神経学的診断は何ですか?脊柱管内への拡大を伴う化膿性軸上筋炎
<6> 画像診断 – 犬のびまん性特発性骨増殖症(DISH)の非定型的臨床像を呈した1例
<7> 大型犬における胸腰部椎間板脱出と突出に関する臨床および磁気共鳴画像上の特徴
<8> あなたの診断は何ですか? 骨への転移を伴う前立腺腫瘍
<9>腰仙部脊柱の先天性奇形は、神経学的に正常なフレンチブルドッグ、イングリッシュブルドッグ、パグに一般的に認められ、犬種特異的な差異がある
<10> あなたの診断は何ですか? 犬の脊髄に影響を及ぼした組織球肉腫
<11> 犬の腰椎部播種性特発性脊椎骨増殖症および変形性脊椎症のX線およびMRI画像における特徴
[WR2305,VQ2305:]