甲状腺機能低下症:Hypothyroidism

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甲状腺機能低下症とは?

 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)は、特に高齢の犬(特に大型犬)で多く見られる病気で、犬全体での罹患率は0.2%と報告されていますので、1,000頭に2頭程度が患う病気です。
 甲状腺機能低下症は、のど元の気管の左右に張り付くように存在する豆粒ほどの小さな臓器(内分泌腺)である甲状腺から、体の代謝を活発にする役割をもつ甲状腺ホルモンが分泌されますが、そのホルモンが減少することで起こります。甲状腺の機能が低下して甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなくなると、代謝が悪くなり、全身にさまざまな影響を及ぼします。
 病気になると、元気がなくなる、体重が増える(肥満傾向)、毛が抜ける、皮膚が黒ずむなどの様々な症状が起こります。急に老け込んだ・・・歳のせい?と思われる時には、歳ではなく「甲状腺機能低下症」が原因のことも多いものです。
 どんな犬種にも起こる病気ですが、特にゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリバー、シベリアン・ハスキー、アイリッシュ・セッター、イングリッシュ・セッター、ポインター、シェルティ(シェットランド・シープドッグ)、ビーグル、柴犬、ドーベルマン、、プードル、ボクサー、ミニチュア・シュナウザー(先天性中枢性が多い)[11]、トイフォックステリア/ラットテリア(先天性原発性)[12]などの中・大型犬に多く見られ、以前は小型犬ではあまり見られないとされていましたが、最近ではミニチュア・ダックスフントやポメラニアン、パピオン、シーズーなどにも比較的多く見られるという報告もあります。
 年齢は一般に若齢(甲状腺炎)〜中齢でみられることが多いと報告されています。

 ちなみに猫で甲状腺機能低下症が起こることは非常に稀で、一般に甲状腺機能亢進症の猫で外科手術により摘出を受けた猫や先天的異常により雑種やアビシニアンに起こることが報告されています[8]。逆に猫ではどちらかというと甲状腺機能亢進症が多く起こります。

甲状腺機能低下症の原因

 犬の場合、甲状腺機能低下症の95%は原発性甲状腺機能低下症で、多くの場合は免疫介在性疾患(免疫機能の異常により自身の免疫システムが自らの甲状腺を破壊してしまう病気)で、本来は外部からの有害な物質に対して体を守る免疫システムに不具合が生じ、甲状腺を有害なものとみなして攻撃する自己抗体がつくられることで起こります。他には原因がわからない特発性甲状腺萎縮や、一部には遺伝的要因による甲状腺機能不全が考えられていますが、詳細は明らかではありません。

 また、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)糖尿病など他の病気が甲状腺ホルモンのはたらきを阻害し、甲状腺機能低下症同様の症状を引き起こすことがあります。
 性別による差はみられませんが、去勢・避妊のほうがリスクが高いといと言われています。

甲状腺機能低下症の症状

犬の甲状腺機能低下症の罹患率の年齢推移
出展:家庭どうぶつ白書2012
 一般的に、中年齢以降の犬(甲状腺炎は若齢〜中齢)に見られ、様々な症状が見られますが、「なんとなく元気がない(20~76%)」、「寝てばかりいる」、「散歩を嫌がる(24%)」、「動きが鈍くなる」、「周囲の環境への関心低下」、「寒がりになる」など一見すると老化現象に似ているため、年齢のせいかな?と間違われやすく、飼主さんが「年のせい」と思い込み、病気の発見が遅れるケースが多いといわれています。
 また、「毛が薄くなる」、「左右対称に毛が抜ける(対称性脱毛)(26~56%)」、「毛並みや毛づやが悪い」、「艶がなくパサパサした毛」、「シッポの毛が抜ける」などの毛質の変化(30%)、「皮膚が乾燥してフケが多くなる」、「皮膚が黒ずむ(色素沈着)(20%)」、「皮膚が厚くなる(肥厚)」、「外耳炎や皮膚病などが治り難い」、「皮膚感染症を繰り返す(10~40%)」、「脂漏症(10~40%)など様々な皮膚病の症状(60~80%)も見られます。このような時には早めに甲状腺ホルモンを測定するとよいでしょう。
 この他、「食欲は変わらないのに体重が増える(肥満傾向)(44~47%)」、「心拍数が遅くなる」、「発情が止まる」、重篤になると「昏睡」に陥ったり、「意識障害」を起こしたりする場合もあります。
 いくつかの研究で、甲状線機能低下症は、犬の攻撃行動と関連があると指摘されています[1][4]。しかし、通常の甲状腺の検査では判断できないようです[2][3]

まれですが、低体温や『粘液水腫性昏睡』とよばれる重篤な状態になると、命に関わることもあります

 因果関係はよく解明されていませんが、巨大食道症、喉頭麻痺、拡張型心筋症、重症筋無力症などは甲状腺機能低下症と関連性があると疑われています。
 猫では、先天的に起こる場合、成長障害(顔の大きさと体がアンバランスなど)や元気消失、体重増加、便秘、脂漏症、甲状腺の腫大などが見られます。

甲状腺機能低下症の診断/検査

 甲状腺機能低下症の症状は様々で、他の病気との判別も難しいため、血液検査(正球性正色素性非再生性貧血)、血液化学検査(高TG(88%)、高Cho(78%)、高CK(35%))やホルモン検査が不可欠です。ただ、甲状腺ホルモン量が限界まで低下しないと具体的な症状が現れないため、気づいたときにはかなり進行していることもあります。

 具体的には、外部検査機関に依頼して総血清サイロキシン(T4)や遊離サイロキシン(fT4)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の血液中のホルモン濃度を測定します。最近では病院内でT4やTSHが測定できるところも増えて、発見率も上がっています。(壱岐動物病院でも院内で甲状腺機能検査が可能です)
※他院でステロイド、てんかんの薬(フェノバルビタール<20>)、アスピリン、痛み止め、抗がん剤(トレエラニブ<19>)など何らかの薬剤を処方されている方は検査前にお申し出ください。薬剤が検査の結果に影響することがあります。<11><12>
※若いグレイハウンド(90%)<15><17>、バセンジー(75%)<16>、サルーキー(50%)<18>などは甲状腺ホルモン値が低く出るので、検査結果は注意して判断する必要があります。
※他の病気がある場合(中〜重度)は甲状腺ホルモン(T4)の数値が低くなることがありますが、関節炎、アトピー性皮膚炎、膿皮症では影響しないとされています<13>

 また、甲状腺機能低下症にかかっているとコレステロール値の上昇や軽い貧血などが見られることもあり、他の病気によって甲状腺ホルモンが低下することもあるので、症状と他の血液検査血液化学検査尿検査の結果も合わせて総合的に判断します。
 甲状腺の超音波検査を行うこともあります。

※ご家庭でできるセルフチェック(高齢になったら定期的に以下のチェックシートをチェックして早期発見に役立てて下さい。以下のPDFはチェックするだけで、自動で採点してくれます。
注:自動採点はダウンロードしないと機能しないことがあります。その場合は以下の書類を右クリックでダウンロードしてください。
●甲状腺機能低下症自己診断チェックリスト

甲状腺機能低下症の治療

 甲状腺ホルモンが低下しているので、甲状腺ホルモン製剤を投与します。甲状腺ホルモン製剤の投与にあたっては、投薬前後で甲状腺ホルモンの血液検査を行ないます。また、投与量が少なすぎても効果が得られず、投与量が多い場合には甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性があるため(ただし、犬ではかなりの高用量が必要ですので、通常ではありません)、定期的に血液検査血液化学検査ホルモン検査をするなどの必要があります。

 一度壊れてしまった甲状腺の機能を元に戻すことはできないので完治はしませんが、きちんと薬で管理すれば元気に長生きできる病気で、予後良好です。
 治療を行わなければ、徐々に症状が悪化して体のあちこちに負担がかかり、確実に寿命が縮まります。他の病気が原因で起こるものを除いては、生涯にわたって治療を続けなくてはいけません。
 甲状腺ホルモン製剤は比較的費用も安価で、一般的な症状や行動は2〜3週間で改善されます。皮膚の症状の改善にはやや時間がかかり数ヶ月かかることもあります。
※なお、当院では体重などにより海外から輸入した薬剤を処方する場合があります(日本の薬剤だと錠剤数が多くなるなど)ので、ご了承ください。

甲状腺機能低下症の予防

 甲状腺機能低下症の予防法はありません。早期発見・早期治療を心がけることが大切です。特に中高齢で上記のように気になる症状が見られる場合は、動物病院の診察を受けるようにしましょう。

 特に減量をしているのに肥満が続く、外耳炎をなんども繰り返す、かゆみのない脱毛が続く、毛艶が悪いなどの場合は、一度、血液検査血液化学検査ホルモン検査をしてみるといいでしょう。
 また、自覚症状を伝えられない動物にとって定期健診は重要です。10歳までは最低年に1回、老化によってさまざまな病気にかかりやすくなる10歳以上は年2回は血液検査血液化学検査ホルモン検査を行い、甲状腺ホルモンの状態を確認することが重要です。

甲状腺機能低下症の看護/その他

 動物病院で処方されたお薬はきちんと飲ませましょう。甲状腺のお薬は可能ならそれだけで与え、どうしても飲ませられない場合は食餌と一緒に与え、できるだけ同じ時間に与えましょう。

 またこの病気は投与する薬の投与量や回数などが症状や甲状腺ホルモン濃度により異なるため、定期検診も非常に重要です。決められたスケジュール(最初は数週間[4週おき推奨]、安定すれば3〜4ヶ月おきに測定します)できちんと再診を受けましょう。仕事の都合などもあるでしょうが、できるだけ甲状腺ホルモン濃度は投与後4〜6時間で測定するように再診スケジュールがとれる日に予約するといいでしょう。
 この病気はきちんとしたご家庭での対応さえあれば十分に愛犬の寿命を全うできます。但し、通常内服による治療は、生涯にわたり必要となります。

初期症状によってはなんとなく元気がない、歳のせいかな?くらいしか見られないことがあります。そのような場合は早期に発見してあげるために、甲状腺ホルモンを何度か測定してみるのもいいでしょう。ただし、他の病気や、お薬などの影響を受けやすい検査なので、甲状腺ホルモンの検査結果だけでは確定診断できません。総合的に判断します。

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library_books
参考文献・資料等
  1. 猫の臨床指針 Part2. 171-173
  2. 犬と猫の品種好発性疾患.
  3. ネコとイヌの身体診察. 314-315
  4. 伴侶動物臨床指針 Vol3; 213-225:犬の甲状腺機能低下症
  5. 犬の内科診療 Part1; 299-302:甲状腺機能低下症
  6. 【内分泌疾患セミナー①】イヌの甲状腺機能低下症の診断と治療
  7. 犬と猫のベーシック画像診断学 骨と関節/頭部/脊柱/内分泌器官編; 287-288:犬の甲状腺機能低下症
  8. Congenital hypothyroidism in a kitten resulting in decreased IGF-I concentration and abnormal liver function tests
  9. Spontaneous primary hypothyroidism in 7 adult cats
  10. Treatment and therapeutic monitoring of canine hypothyroidism
  11. Central Hypothyroidism in Miniature Schnauzers
  12. Congenital hypothyroidism of dogs and cats: A review
  13. Canine hypothyroidism: A review of aetiology and diagnosis
  14. Evaluation of serum free thyroxine and thyrotropin concentrations in the diagnosis of canine hypothyroidism
  15. Thyroid hormone concentrations in young, healthy, pretraining greyhounds
  16. Dynamic thyroid testing, thyroid histology and thyroxine replacement therapy in Basenji dogs
  17. Thyroid function testing in Greyhounds
  18. Assessment of criteria used by veterinary practitioners to diagnose hypothyroidism in sighthounds and investigation of serum thyroid hormone concentrations in healthy Salukis
  19. Investigation of thyroid function in dogs treated with the tyrosine kinase inhibitor toceranib
  20. Changes in serum thyroxine and thyroid-stimulating hormone concentrations in epileptic dogs receiving phenobarbital for one year
  21. Effects of Levothyroxine Administration and Withdrawal on the Hypothalamic-Pituitary-Thyroid Axis in Euthyroid Dogs
  22. Risk factors for low plasma thyroxine and high plasma thyroid-stimulating hormone concentrations in dogs with non-thyroidal diseases
  23. Ettinger’s Textbook of Veterinary Internal Medicine 9ed Chapter 285: Hypothyroidism in Dogs


<1>攻撃性と甲状腺機能低下症
<2>身近な人物に対する攻撃性のある犬と攻撃的ではない犬とでの甲状腺分析値の比較
<3>行動学的な問題が存在する犬の、血清総サイロキシン濃度および甲状腺刺激ホルモン濃度
<4>甲状腺機能低下症に関連する犬の行動について
<5>犬の甲状腺機能および形態に対する抗痙攣量の臭化カリウムの作用
<6>甲状腺機能低下症の犬における甲状腺ホルモンモニタリングに及ぼす抗炎症量のプレドニゾロン投与の効果
<7>身近な人物に対する攻撃性のある犬と攻撃的ではない犬とでの甲状腺分析値の比較
<8>犬の非炎症性脱毛症: 一般的および確定的な組織学的特徴に関する包括的評価
<9>甲状腺機能低下症および動脈血栓塞栓症に罹患した犬におけるレボチロキシン投与後の心房細動の変調
<10>犬の甲状腺機能低下症に関連するコンディション
<11>甲状腺機能試験におけるアスピリンおよびケトプロフェンの影響
<12>エトドラクが甲状腺機能に及ぼす影響について
<13>中程度から重度の変形性関節炎が犬の甲状腺機能に及ぼす影響
<14>2頭のグレート・デーンにおける甲状腺機能低下症および心筋機能不全
<15>犬の甲状腺機能低下症の治療および治療モニタリング
<16>落ち着きのない高齢犬の鑑別診断の進め方
<17>甲状腺機能低下症の犬における総ホモシステインと葉酸、および甲状腺ホルモンとの関連性
<18>臨床における病理学
<19>ミニチュア・シュナウザーの中枢性甲状腺機能低下症
<20>ドーベルマン・ピンシェルの拡張型心筋症の病因と進行における甲状腺機能低下症の役割
<21>甲状腺機能低下症の犬に対するレボサイロキシン液剤の反復経口投与後の総サイロキシンの薬物動態およびその臨床的効果
<22>成猫における原発性甲状腺機能低下症と甲状腺腫
<23>犬の慢性甲状腺機能低下症の影響に対する末梢神経系の抵抗性
<24>犬の甲状腺機能低下症に係わる神経症状
<25>ティンターフィールド・テリアにおける甲状腺腫を伴う先天性甲状腺機能低下症
<26>犬の糸球体濾過率および血漿クレアチニン濃度に対する実験的甲状腺機能低下症の影響
<27>獣医領域における遺伝子組み換え型ヒト甲状腺刺激ホルモン:現在の使用と将来の展望
<28>画像診断―トリメトプリム・スルファメトキサゾール投与後の後天性甲状腺腫性甲状腺機能低下症
<29>健康犬および甲状腺機能低下症を疑う犬の甲状腺機能検査に対する遺伝子組換えヒト甲状腺刺激ホルモンの2つの用量の比較
<30>甲状腺機能低下症の犬においてチロキシン補給が糸球体濾過率に与える影響
<31>雌犬において実験的に誘発させた長期的な甲状腺機能低下症の繁殖への影響
<32>原発性甲状腺機能低下症が疑われるグレイハウンドにおける定量的甲状腺シンチグラフィー
<33>原発性甲状腺機能低下症および非甲状腺性疾患の犬における腺下垂体機能
<34>甲状腺機能低下症の犬における新しいL-チロキシン液状製剤による1日1回投与の治療の臨床評価
<33>サイトハウンドの甲状腺機能低下症を診断するために臨床獣医師が利用する診断基準の評価、および健康なサルーキーの血清甲状腺ホルモン濃度の調査
<34>スルーギにおける甲状腺検査
<35>甲状腺機能低下症,高脂血症のラブラドールレトリバーにおける神経学的機能障害
<36>犬の甲状腺に対する画像検査:現状と将来の動向
<37>甲状腺機能低下症の犬における治療前後のエコー画像
<38>血漿サイロキシン濃度の低値を示した犬における甲状腺機能の評価
<39>甲状腺機能低下症に関連した中枢性前庭疾患の犬10頭:1999-2005
<40>あなたの神経学的診断は何ですか? 血清総サイロキシン濃度が低値で、かつ重度な高コレステロール血症と高トリグリセライド血症(絶食後に測定)が検出された場合は原発性甲状腺機能低下症が強く示唆された
<41>若齢犬におけるトリメトプリム-スルファメトキサゾールによる治療に関連した甲状腺腫を伴う甲状腺機能低下症
<42>溶解したリコンビナントヒト甲状腺刺激ホルモン(rhTSH)の保存が甲状腺機能の正常な犬の甲状腺刺激ホルモン(TSH)反応試験に与える影響
<43>抗痙攣薬で治療する前の特発性てんかんの犬に認められたeuthyroid sick症候群
<44>甲状腺機能低下症および粘液水腫性昏睡
<45>レボサイロキシンの静脈内投与により治療した甲状腺機能低下症の犬
<46>犬猫の血清総サイロキシン濃度の様々な測定方法
<47>健康、甲状腺機能低下症、甲状腺機能は正常だが非甲状腺疾患に罹患したゴールデンレトリバーにおける甲状腺の超音波検査による評価
<48>甲状腺機能が正常な疾患犬と甲状腺機能低下の犬を識別するための甲状腺の超音波検査法
<50>参照ポイント 犬の成長ホルモン反応性脱毛
<51>スルファメトキサゾール-トリメトプリムが犬の甲状腺機能に及ぼす影響
<52>甲状腺機能低下症の9歳の雑種犬におけるコレステロール・ベースの心嚢液貯留と動脈血栓栓塞症
<53>標準平衡透析法、改良平衡透析法、および5種のラジオイムノアッセイによって決定された犬の血清遊離サイロキシン濃度の比較
<54>レースとトレーニング休止がそり犬の血漿甲状腺ホルモン濃度に与える影響
<55>犬の糖尿病、甲状腺機能低下症または副腎皮質機能亢進症とアテローム性動脈硬化症との関連性
<56>犬の甲状腺機能に薬物が与える影響
<57>イヌの甲状腺機能検査に対するクロミプラミンの影響についての評価
<58>トイフォックステリアにおける甲状腺腫を伴う先天性甲状腺機能低下症
<59>犬の甲状腺機能に対して様々な薬物が与える影響
<60>甲状腺機能低下症の臨床症状が見られる犬の血清中における甲状腺ホルモン自己抗体の保有率

[WR2106,VQ2106:甲状腺機能低下症]

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この記事を書いた人

福山達也