体重減少

※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペットオーナー以外はご遠慮ください。まずはご自身のかかりつけ獣医師にお問い合わせください。ご理解とご協力をお願いいたします!

体重減少とは?

体重減少(たいじゅうげんしょう)とは読んで字のごとく「体重が減る」ことです。体重の増減はペットオーナーの皆さんが気づきやすい症状のうちの一つではないかと思います。ただ、きちんと定期的に体重を測定しているペットオーナーは少ないと感じます。動物病院あるいは親切なペット美容室やペットホテルでは必ず体重を測定して記録してくれると思います。体重の変化は健康管理にとても重要ですので、定期的に測定する癖をつけましょう。

体重減少の原因

 体重減少には必ず何らかの原因があり、その原因には様々なものがあります。体重が減少するということはきちんと栄養が体に吸収されていない可能性があります。まずご家庭で確認していただきたいのは、ペットフードの質や量は適切ですか? 最近ペットフードを変えたりしてないですか? 適切なペットフードを適切な量与えているか確認しましょう。。。また、嘔吐などの症状がないか、下痢などが続いていないかは原因を突き止めるヒントになります。
 体重減少の原因には様々なものがありますが、時間が経過するほど厄介です。早めの診察を心がけてください。
体重減少の原因
体重減少の原因

体重減少の症状

 体重減少はそれ自体が症状ですが、病気による場合、前述のように食欲不振嘔吐下痢などの併発症状が同時にあることが多いものです。

体重減少の診断/検査

 まずは、問診、身体検査と尿検査を行います。他には血液検査血液化学検査ホルモン検検査も全身の状態を把握するために必要になるでしょう。その他原因によっては画像診断検査であるレントゲン検査超音波検査が必要になり、時にはCT検査も必要になるかもしれませんし、場合によっては、細胞診検査、細菌培養検査が必要なこともあります。また確定診断のために特殊な検査を行うこともあります。

体重減少の治療

 体重減少の治療法は原因により様々です。

体重減少の予防

体重減少は予防というよりは早めに気づいてあげることが重要です。ご家庭で体重測定される場合は、ヒト用の体重計(ヘルスメーター)に抱っこして一緒に乗って、あとで自分の体重を測定して引けば大体の体重がわかります。小型犬や猫の場合、可能であれば動物用の体重計を準備されることをおすすめします。可能であれば週1回、最低でも月に1回以上測定されると病気の早期発見につながると言われています。前回の測定から5%体重が減少したなら当院にご相談ください。また、10%以上減少したのであれば必ず診察を受けることをお勧めします。

多体重減少の看護/その他

体重が減少してきた場合に、食欲不振嘔吐下痢など他の症状がある場合は大きな病気がかくれていることもあるので、早めに当院にご相談ください。

多くの研究で報告されていますが、長期間家庭での「手作り食」を与えることは犬や猫の栄養要求量を満たせず問題を引き起こしますので、一般の方にはお勧めできません。人の栄養学と動物の栄養学は違います。日頃からきちんとしたペットフードを与えましょう。

 

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参考文献・資料等
  1. プライマリ・ケアのための診療指針; 66-76:体重変化(体重増加・体重減少)
  2. 伴侶動物医療のための鑑別診断; 3-4:体重減少

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<1>成猫のタンパク質要求量を決定するために除脂肪体重あるいは窒素バランスを利用した場合に生じる不一致 
<2>猫の癌患者における体重減少およびボディ・コンディション変化の発生率および予後的意義に関する前向き調査
<3>慢性体重減少およびリフィーディング
<4>慢性腎疾患に罹患した猫における経時的な体重減少の評価
<5>手作りの成犬維持食のレシピに対する評価
<6>手作り食を給与されていた仔犬における痙攣発作および重度栄養欠乏症
<7>WSAVA栄養評価指針 

2012WR,2012VQ

この記事を書いた人

福山達也