※電話などでの各種病気に関するお問い合わせは、通常診療業務に支障をきたしますので、当院をご利用のペットオーナー以外はご遠慮ください。まずはご自身のかかりつけ獣医師にお問い合わせください。ご理解とご協力をお願いいたします!
子宮脱とは?
子宮脱(しきゅうだつ)とは、メス犬やメス猫の子宮が反転して陰部から外に出てしまう状態を言います。
子宮脱の原因
発情期や分娩(出産)時、ひどい便秘などの場合に、強く力むことでごく稀に発症する病気です。
子宮脱の症状
陰部から膣が反転して脱出します。時間が経過すると細菌感染や壊死が起こります。最悪の場合は死に至ることもありますので、早急な処置が必要です。
脱出している部分は最初はピンク色ですが、しばらくすると赤黒く変色し、出血したり、細菌感染を起こし膿が付着したりします。また、乾燥してしまうこともあります。壊死や乾燥が起こると処置や治療が厄介にりますので、様子を見ないで、早急な対処が必要です。
子宮脱の診断/検査
子宮脱の治療
まずは子宮の状態が良好であれば体内に戻し、陰部を縫合して再脱出を防ぎます。
再脱出を繰り返すとか、脱出している子宮の状態が悪く、感染や壊死などがあれば外科手術で子宮を切除します。
全身状態が悪い場合は、点滴なども必要になるでしょう。
異子宮脱の予防
出産を予定していないのであれば卵巣・子宮摘出術(避妊手術)を行うことで子宮脱は予防はでます。
子宮脱の看護/その他
子宮脱が起こったら、できる限り早急に来院していただき処置する必要があります。子宮脱の状態が長時間続くと感染や壊死が起こり命に関わることもあります。
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参考文献・資料等
[WR2104,VQ2104:子宮脱]
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