多飲多尿の治療
多尿多飲の治療法は原因により様々です。
多飲多尿の予防
多飲多尿を予防することはなかなか難しいかもしれませんが、日頃から与える水の量を測っておくと早めに気づいて挙げられると思います。犬だと飲水の容器に1日量として体重✕100ml、猫だと体重✕50mlを日頃から入れておくといいでしょう。で、その容器の水がなくなるようなら動物病院を受診しましょう。また、定期的に尿検査をしていると多飲多尿を示す病気を早く見つけることができることがあります。
多飲多尿の看護/その他
多尿と頻尿(ひんにょう)とは違いますので、注意してください。多尿は一回に出すオシッコの量が多いこと、頻尿とはオシッコの回数が多いことです。多飲多尿が起こる病気は、一般的に治療に時間がかかることが多いものです。
多飲多尿を起こす薬剤もあります。もしもお家で何か薬やサプリメントなどを与えてる場合は、必ずお知らせください。
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参考文献・資料等
- 小動物臨床指針;37-38
- 伴侶動物治療指針 Vol.1; 166-171:多飲多尿の鑑別診断
- 伴侶動物治療指針 Vol.1; 190-197:犬と猫の糖尿病の治療
- 伴侶動物治療指針 Vol.3; 206-212:犬と猫の糖尿病:新しいインスリン療法
- 伴侶動物治療指針 Vol.3; 226-235:糖尿病性ケトアシドーシスの治療
- 伴侶動物治療指針 Vol.10;162-171:犬の尿崩症及び特発性多飲症
- 伴侶動物治療指針 Vol.10; 374-382:多尿と多渇を示す症例へのアプローチ
- 小動物臨床における診断推論.207-226
- 犬と猫の初期診療アプローチ;19-27:水をたくさん飲んで、脱毛とブツブツがあります
- 瀬戸口明日香先生の「明日から役立つ」シリーズ「症状や所見から鑑別診断リストを作成する」第3回 2.多飲多尿へのアプローチ
- 佐藤 雅彦先生のジェネラリストが知っておくべき内科疾患を総ざらい 内分泌疾患編 1. 多飲・多尿のアプローチ
<1>正常および異常な水分バランス:多飲多尿
<2>多飲・多渇を呈する若齢犬18頭における浸透圧刺激に対するバソプレッシンの反応