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"name": "FLUTD:猫下部尿路疾患とは何ですか?",
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"text": "FLUTD:猫下部尿路疾患とは、膀胱や尿道など尿路の下部に関係する疾患の総称です。膀胱炎、尿道炎、尿石症、特発性膀胱炎、尿道閉塞などが含まれます。以前は猫泌尿器症候群:FUSとも呼ばれていました。"
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"name": "FLUTDは危険な病気ですか?",
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"text": "はい。症状が進むと尿道が詰まり、尿が全く出なくなることがあります。尿道閉塞を起こすと急性腎不全や尿毒症を引き起こし、短期間で命に関わることがあるため注意が必要です。"
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"name": "FLUTDになりやすい猫はいますか?",
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"text": "運動量が少ない猫、屋内トイレを使用する猫、屋外へのアクセスが少ない猫、ドライフード中心の猫、中年の太りすぎの猫で多く見られます。ストレス、複数飼育、日常生活の急な変化もリスクになります。"
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"name": "FLUTDの原因は何ですか?",
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"text": "主な原因には、特発性膀胱炎、細菌感染、ストルバイト尿石、シュウ酸カルシウム尿石、尿道栓子などがあります。糖尿病、甲状腺機能亢進症、腫瘍、先天性疾患、尿路や脊髄の損傷が関係することもあります。"
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"name": "特発性膀胱炎とは何ですか?",
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"text": "特発性膀胱炎とは、感染や尿石など明確な原因が見つからないにもかかわらず、膀胱炎の症状が出る病気です。若い猫に多く、ストレスや環境要因が関係すると考えられています。"
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"name": "FLUTDではどのような症状が見られますか?",
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"text": "頻繁にトイレに行く、尿が少量しか出ない、排尿時に鳴く、トイレ以外で排尿する、血尿、陰部を頻繁に舐めるなどが見られます。排便姿勢と間違えやすいため、実際に尿が出ているか確認することが重要です。"
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"name": "猫の尿道閉塞ではどのような症状が出ますか?",
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"text": "何度もトイレに行くのに尿がほとんど出ない、痛がって鳴く、ぐったりする、嘔吐する、食欲がない、腹部を痛がるなどが見られます。尿が全く出ない場合は緊急疾患です。"
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"name": "尿が出ない猫はどのくらい危険ですか?",
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"text": "尿道閉塞では24〜48時間以内に治療を行わないと死亡する可能性が高くなります。尿が出ていない、または出ているか分からない場合は、様子を見ずにすぐ動物病院へ連絡してください。"
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"name": "FLUTDはどのように診断されますか?",
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"text": "問診と身体検査で状態を確認し、必要に応じて尿検査、血液検査、血液化学検査、レントゲン検査、超音波検査などを行います。嘔吐がある場合は、腎臓機能への影響を確認するために血液検査が重要です。"
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"name": "特発性膀胱炎はどのように診断されますか?",
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"text": "特発性膀胱炎は除外診断です。つまり、尿石、細菌感染、腫瘍、尿路閉塞など、同様の症状を起こす他の病気を除外したうえで診断されます。"
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"name": "FLUTDはどのように治療しますか?",
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"text": "治療は原因によって異なります。尿道閉塞がある場合は、鎮静または麻酔下で尿道カテーテルを用いて閉塞を解除し、膀胱洗浄や点滴治療を行います。尿石、細菌感染、特発性膀胱炎では、それぞれに応じた治療を行います。"
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"name": "尿石症では手術が必要ですか?",
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"text": "尿石の種類や場所によって異なります。外科手術で摘出する場合もあれば、食事療法や輸液療法などの内科治療で溶解を目指す場合もあります。尿道閉塞を繰り返す場合は、尿道を広げる手術を検討することがあります。"
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"name": "FLUTDの予防には何が大切ですか?",
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"text": "水分摂取を増やすこと、トイレを清潔に保つこと、適切な食事管理、肥満予防、ストレスを減らす環境づくりが大切です。尿石症では、尿石の種類に応じた療法食が必要になることがあります。"
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"name": "猫の飲水量を増やすにはどうしたらよいですか?",
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"text": "ウェットフードの活用、流れる給水器の設置、水飲み場を複数用意することなどが役立ちます。水分摂取が増えると尿量が増え、尿が薄まり、排尿回数の増加につながります。"
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"name": "猫のトイレ環境で気をつけることはありますか?",
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"text": "トイレは清潔に保ち、複数飼育では猫の数プラス1個のトイレを設置することが推奨されます。トイレが汚れていると排尿を我慢し、膀胱に尿がたまる時間が長くなり、尿石や膀胱炎のリスクが高まります。"
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"name": "FLUTDでは処方食を続ける必要がありますか?",
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"text": "尿石症や再発しやすいFLUTDでは、処方食の継続が重要になることがあります。症状が少し良くなったからといって自己判断で中止すると、再発を繰り返すことがあります。必ず獣医師の指示に従ってください。"
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"name": "FLUTDの看護で気をつけることは?",
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"text": "尿の回数、尿量、血尿の有無、トイレに入る時間、鳴くかどうか、陰部を舐めるかを観察してください。尿が出ていない可能性がある場合は、命に関わるためすぐに動物病院へ連絡してください。"
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"name": "冬にFLUTDが増えるのはなぜですか?",
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"text": "冬は猫の飲水量が減りやすく、尿が濃くなりやすいため、膀胱炎や尿石症、尿道閉塞のリスクが高まることがあります。冬場こそ飲水量と排尿状態の確認が重要です。"
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"name": "ペットオーナー以外からの病気に関する問い合わせは可能ですか?",
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"text": "当院では、診療業務への支障を避けるため、ご利用のないペットオーナーの方からの病気に関する電話などのお問い合わせはお控えいただいております。かかりつけの動物病院にご相談ください。"
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FLUTD:猫下部尿路疾患とは?
FLUTD:猫下部尿路疾患の原因
FLUTD:猫下部尿路疾患の症状

猫下部尿路疾患になると、いきみ:頻繁にトイレに行くのに尿が出ない(排便と間違えないように)、少量の排尿、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿、陰部を頻繁に舐めるなど、膀胱炎の症状が現れます。
FLUTD:猫下部尿路疾患の診断/検査
FLUTD:猫下部尿路疾患の治療
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下部尿路疾患製品一覧
| 写真 | 製品名 |
|---|
犬用
満腹感サポート小型犬用ドライ
満腹感サポートドライ
満腹感サポートウエット缶
満腹感サポートトリーツ
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▲上記の猫下部尿路疾患用療法食は当院でも処方可能です。当院での診察・診断・処方後オンラインでのご購入となります。詳しくは当院にお尋ね下さい。
特発性FLUTDの場合は、現在確実に有効と言える治療法は見つかっていませんが、炎症や痛みを緩和するための投薬が行われることがあります。特発性FLUTDは自然に治ることもありますが、治ってもすぐに再発を繰り返すため、上記の投薬のほか、ストレス対策としての環境修正などが推奨されています。
FLUTD:猫下部尿路疾患の予防
また、運動量が少ないと、水分摂取量が少なくなりがちです。適切な運動をさせましょう。トイレが汚れていると、排尿をがまんすることがあり、膀胱に尿が溜まる時間が長くなり、尿石のできるリスクが高くなります。トイレを清潔にしておきましょう。
オメガ3脂肪酸が発症率を軽減したという報告がありますが、その詳細は不明のようです。あまり再発するようなら試してみるのもいいかもしれません。
猫のカリシウイルス感染症は下部尿路疾患の原因になる可能性があるという報告があります<8>ので、きちんと予防注射を定期的に受けることは重要です。
FLUTD:猫下部尿路疾患の看護/その他
尿石症では、尿結石の種類に応じた食事を与えることが推奨されます。食事中に尿石の構成成分であるマグネシウム、リン、カルシウムなどが過剰に含まれていると、尿中に結晶や結石が形成される機会が増加します。また食事によっては尿pHのバランスを崩し、リスクを高めることもあります。ドライフードよりウエットフードが適切であったり、少量、頻回に与えることが効果的だったりします。詳しくは当院にご相談ください。肥満はFLUTDの再発を高めるため、適正体重を保つように心がけてあげましょう。
猫下部尿路疾患:FLUTDはオシッコが詰まって出なくなると(尿路閉塞)、処置、検査、治療に費用がそれなりにかかる病気です。出来るだけそうならないように日頃からの対策が重要です。特に冬場は猫があまり水を飲まなくなり、この病気が増える季節です。また、他院で処置できなくて回ってくる場合に、かなり尿道が損傷してしまっていて処置が困難な猫が増えています。できればそうなる前にご来院ください。
また、結石が原因の場合、処方食を食べてもらうことがあるのですが、ちょっと良くなるとやめてしまって再発を繰り返す人がいます。処方食は一般食よりは高めかもしれませんが、再発して病院で治療費を払ったりする方が最終的な負担は多くなります。よく考えて
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参考文献・資料等
- Feline lower urinary tract disease
- 伴侶動物治療指針Vol5; 350-367:猫下部尿路疾患における管理の進歩
- Diagnosing and Managing Feline Lower Urinary Tract Disease
- 犬と猫の日常診療のための抗菌薬治療ハンドブック;71-81:尿路感染症
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<1>.尿道閉塞の雄猫の来院時の体温および高窒素血症の重症度と入院期間との関連性に関する回顧的評価: 猫243頭(2006-2009)
<2>猫の尿路感染症治療に対するセフォベシンの有効性および安全性
<3>猫下部尿路疾患に罹患した猫の細菌尿: ノルウェーにおける134症例の臨床研究
<4>ヨーロッパの猫の下部尿路疾患の臨床症状と病因の評価
<5>猫の難治性特発性下部尿路疾患
<6>猫の特発性下部尿路疾患に対するアミトリプチリンの短期間の臨床効果: 比較臨床試験
<7>ESFM(ヨーロッパ猫医学会)会議プロシーディング、ストックホルム、2002年9月: 猫の下部尿路疾患
<8>特発性下部尿路疾患の猫から分離された新規の猫カリシウイルス2種が持つ遺伝的特徴
[WR21,VQ21:]
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